二日市、内灘で開催されたアルビス杯に参加してきました。
初日の予選リーグは辛くも1位突破したものの、決勝トーナメントは1回戦敗退でした。
レベルの高いチームが多く、学びの多い大会でした。
その中でも、いわば「兼六中校区ダービー」ともいえる北大さんとの対戦は0-6の完敗。
この敗戦をどう次につなげるのか。
「なんか強かった」で終わらせてはもったいない。
数人の選手は
「どんどん後ろから上がってきた」
「パスやドリブルがすごかった」
などの感想を挙げていました。
はっきり言って、サッカーの基本である「止める」「蹴る」には差があったことは否めません。
個人個人がどれだけテクニックを上達させるかは、これからの意識次第!
みんな、コツコツとリフティングやボールタッチの練習をしてみよう。
一人で続かなければ、友達としてみよう!
しかし、全員がテクニックで負けていたのか?体力で負けていたのか?
そんなことはないんです。
・余裕を持った位置取り
・パスをもらうときの体の向き
で、「テクニックを発揮しやすい状況」を作り出す。
これは理解次第ですぐできる。
中村俊輔は、イニエスタの走りについてこう語りました。
「走る量を抑えているので、ボールを持ったときにパワーがあるし、疲労も少ないからミスもしない。そうなればよりいいパス回しができるわけで、試合が進むにつれて勝つ確率が段々と高くなってくる。
逆サイドにボールがあるときは歩いてパワーを溜めていたり、ボールが来ると思ったらバックステップを踏んで開いたりして無駄な動き、余計な動きをしない。」
これを実現するためには、兼六FCの代表のお話にもあった「次の展開の予測」が大切です。
さて、兼六FCで ありがちなポジショニングを描きました。
この時、自分ならどう動きますか?
他の人にはどう動いてほしいですか?
「自分はここに行く」
で終わらずに、2手3手先を見てみてください。
また、その時に「体の向きはこんな感じ」までイメージしてみましょう。
「自分がここに来たら相手がここに来るから、次の人はここを目指す」
「自分ならこういうコーチングをする」
逆サイドの人、「むこうでつなごうとしているなぁ」で止まっていたら、
次の展開で活躍できないですよ。
兼六FCには、将棋の達人がいるらしい… 期待しています。
ブログを描いている人の思う答えは、また今度お伝えします。
みんなで集まって、ゲームもいいけど、こういう「考える、話し合う」も入ると嬉しいなぁ。